スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--------(--)
 

PERランクの第一人者。

以前、「企業分析はつまらないのか?」という記事を書いた際に、以下の様な表現をしました。


「本を読んでいてつくづく思うのが、ファンダメンタルズ投資本において、ビジネスモデル分析について書かれている本ってあまりないし、PERランクについて書かれている本はもっとないな、ということです。


しかし、ほとんどの場合は記載がありませんが、ごくわずかながら記載がある本も存在します。


今回はPERランクについて記載をしますが、ファンダメンタルズ投資本において、そもそもとして、なかなか高PERを許容する本はありません。


ピータ―・リンチの本でも許容はされているのですが、彼はPEGレシオを使用しているという点で私とは考え方が若干異なります。


考え方という意味で、最も近い文章を書いているのは間違いなく彼であり、時代を考えるとファンダメンタルズとの組み合わせで高PERを許容した第一人者と見ても良いと思っています。


その彼の名は、フィリップ・フィッシャー。バフェットに大きな影響を与えた人物として有名ですね。


彼の著書「フィッシャーの「超」成長株投資―普通株で普通でない利益を得るために」ではPERについて次のように書かれています。


”Qという名前の会社があるとします。Q社は何年にもわたり本書の15ポイントを満たすだけの条件を備えている素晴らしい会社です。~(中略)~ 現在、この株のPERがダウ平均のちょうど2倍だとします。~(中略)~ Q社の経営者は5年後には利益が2倍になっているだろうという予想を発表しました。現在の株価に基づいて考えると、この予想は妥当なものだと思われるでしょう。


ここで驚くほど多くの投資家が誤った結論に飛びついてしまいます。つまり、Q社の株は他の株の2倍の高さにあり、利益が2倍になるのに5年かかるのだとすれば、同社の株価は将来の利益を既に織り込んでいるというのです。要するに、株の値段はすでに割高な水準に来ているのだという結論になるのです。


しかし、5年後の利益を織り込んでいるからといって、高すぎると言い切れるかどうかは誰にもわかりません。彼らの考え方の誤りは、Q社の株が今から5年後にはダウ平均と同じPERで売買されていることを前提としている点にあります。 ~(中略)~そうだとすれば、これまで新製品が利益を増やしてきたのと同じように、この会社の利益は今後10年にわたって膨らんでいくでしょう。そうなると、この株はいまから5年後も、これまでずっとそうだったように、平凡な株の2倍のPERで取引されるのでなければ理屈に合いません。”


この記述は細部こそ少々異なるものの、PERランクの考え方にかなり近いものがあり、以前書いた「ビジネスモデル分析にこだわる理由。」の3とも通じる部分があります。


私はフィッシャーのように15項目をあらいだすことはりませんし、そもそも技術開発を中心とした市況関連系は不得手な分野なのであまり投資をしませんが、それでもフィッシャーのビジネスに対するこだわり、バリュエーションに対する考え方は素晴らしいと思っています。


この本があまり高評価ではないのは間違いなく監修がひどすぎるせいだと思いますが、BM投資に興味を持たれた方にはとてもオススメな1冊です。


これからもビジネスモデル+PERランクの組み合わせて高リターンを上げていきます。


ブログランキングに参加しています。クリックしていただけると嬉しいです。

株式長期投資 ブログランキングへ
2014-06-29(Sun)
 

コメントの投稿

非公開コメント


BM投資のススメ
BM投資法の普及を目指すサラリーマンです。

Wind

Author:Wind

最新トラックバック
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。